どうも。ちぇるしーです。
とある科学の超電磁砲Tを観ていて漫画からの改変がとにかく神がかっていて、自分の言葉でこのクソデカ感情を書き残しておかないと後悔すると思ったから適当に書いとく。Twitterの長い版みたいなノリ。言うたら備忘録的な。
思いついたまま書くつもりだけど放送の時系列には合わせるつもり。
アバンタイトル*1
1.屍喰部隊の会話~ドッペルゲンガー捕捉
ナルが完全にアホかぐや。
早速良改変。
ナル「そうすりゃ憧れのチームネームつくかもじゃん?」
ヤッくん「チームネーム…。『アイテム』とか『スクール』みたいな?」
ここ、漫画だとヤッくんの台詞の代わりに背景で『Item』『School』『Block』『Member』と羅列されてる。なんで英字にしたかは知らんけど
ここで『ブロック』と『メンバー』を省いた…というより『アイテム』と『スクール』のみにしたのは、おそらく超電磁砲T後期*2に登場したばかりでアニメ勢の記憶にも新しいからじゃないかなと。
あとドッペルの動くときの機械音いい。見た目がかわいいだけにミスマッチ感が増してる。
Aパート
2.操歯涼子と美琴・食蜂の会話
ここニコニコのパッション屋良ってコメで笑っちゃった
超電磁砲のアニメスタッフは間違いなく操歯涼子を推してる。漫画と比べてすごくかわいく描かれてるし。
例えば漫画の「…なぜそう思う?」という台詞が「…なぜそう思うの?」となっていたり髪の感じとか。
操歯涼子が二人の元を去る時に台詞が追加されてる。
「ドッペルゲンガーは必ず私がなんとかする。君たちの関与は無用だ」
彼女の「一人でこの問題を解決するんだ」という思いが強調されてる。これについてはBパートで詳しく。
3.ドッペルゲンガーと操歯涼子の接触
初めて2人が話すシーン。種﨑敦美さんの演じ分け本当にすごい。
ここに限らないけど「とある」シリーズ恒例の特殊ルビのところを両方読ませるのちょっとモヤモヤする。
こうした方がいい場合も結構あるけど違和感が拭えないことも多い。でも媒体の違いから生じるものだから仕方ないのかなあと思ったり。
以下ネタバレ反転(超電磁砲T終盤の内容)
13巻終盤の「人工臓器」のルビは傑作だと思う。何度読んでも鳥肌立つし涙が出てくる。アニメではどう消化するんだろうか。種﨑さんの演技にもめちゃくちゃ期待してる。
逃げる操歯に追い付いたドッペルの台詞。
「いや 医療機器の性か(略)」が「いや 元医療機器の性か(略)」となってる。
これはさっきのルビの話に近くて、「サイボーグ」と読ませるわけにはいかないから「いりょうきき」と読ませるしかないけど、それだと明確な反抗意志を持つ今のドッペルにそぐわないから「元」って付けたのかな。
でもやっぱり個人的には前者の表現の方がしっくりくる。アニメだししょうがないけど。ルビって偉大。
4.ドッペルゲンガーVS屍喰部隊
清ヶに飛ばされた建物の一部をドッペルが何らかの能力で操ったシーン。
漫画では操った描写がわかりやすい(明確に軌道がずらされたのがわかる)が、アニメでは速すぎてただぶつかったようにしか見えないんじゃないだろうか。
アニメ勢の人の感想が聞きたい。
ここかわいい
5.ドッペルゲンガー破壊~御坂美琴と清ヶの遭遇
ドッペルがリーダーの腕を折ったシーン。
漫画では折れた腕の身体側を握ってたけどアニメでは手側になってた。後者の方がまあ自然よね。(というか漫画がミス?)
動画で見ると改めて痛々しすぎるなこれ。
そしてナルがドッペルを破壊してリーダーを解放したシーン。
ここの場面挿入が本当に素晴らしかった。数分前の操歯の言葉を出すことによってドッペルを破壊してしまったことのヤバさをこれでもかというぐらいにより感じさせられる。
Bパート
6.操歯涼子の過去~美琴と食蜂の会話~美琴と黒子の会話
この美琴の回想シーンが22話MVP。500000000点。
まずアニメで追加された主な台詞がこれ。
食蜂「母親の治療っていう私的な目的を追求した結果、ドッペルゲンガーなんてものを生み出しちゃったことに責任を感じてるのかもねぇ」
食蜂「御坂さんには覚えがなくもない感じだと思うけどぉ」
(略)
食蜂「たった一人きりで秘密力を守り通すつもりなんでしょうねぇ」
美琴(たった…一人で……(絶対能力進化計画を一人で中止させようとしてたことを思い出す))
いやいやいやいやいやここで絶対能力進化計画の話と関連付けてくるの天才か?????
リアタイで観てた時めちゃくちゃ声出た。
冷静になった後で、
「いやもしかしたら漫画でそれっぽい描写が既にあって俺が見落としてただけなのでは?」と思って2万回読み返したけどなかった。本当にすごい。
絶対能力進化計画に関わる出来事が美琴の根幹を成しているといっても過言ではないし、
アニメ勢からしても2期の大部分を占めてた内容(後半のアニオリは内容が薄すぎる)だから印象に残ってるだろうし、
絶対能力進化計画とこの場面の美琴の心境を繋げてきたアニメ制作陣はあまりに優秀すぎる。
しかもこの台詞のおかげで少し先の美琴が操歯にかける
「あなたにはあなたの事情があるんだろうけど、一人で抱えきれない分は頼ってほしい」
って言葉の重みがとてもとても増してる。
以下ネタバレ反転
加えて、この時点で操歯がそう考えていたかは不確定だけど、
後に彼女は“ドッペルの脅威を退ける為に自らの命を犠牲にする”という方法を取ろうとする。
これ“一方通行に挑んで自らの命と引き換えに妹達を救おうとする美琴”そのまんまなんだよな。もう恐ろしいわこの作品。
黒子への電話もアニメのみの描写。でもこれはファンサービスに近いかも。
足パタパタさせてる黒子めっっっっっちゃかわいい。全人類が推してしまう。
ここから時系列多少前後する。言いたいこともう言ったから雑にもなる
7.美琴と操歯の会話~美琴VS清ヶ
戦闘シーンはいいんだけど、かっこいい勝ち確BGM流れてるのに呑気に回想入ってるのはシュールすぎた。どうにかならんかったのかな。またかぐや様が占いしてる
8.ドッペルゲンガー復活~撃退~美琴登場
ドッペルがゆっくりと起き上がるところ、SEとBGMのおかげで思ってた以上に不気味でよい。
ドッペルとナルの着ぐるみの一部が融合した姿も脈打ってる感じでとても気持ち悪くてよかった。
でも「ナルの」「ボクの」「装甲(かみ)を奪った!?」のところのSEがポケモンみたいですごくダサかったのが残念。
音響周りばかりどうして…。
ヤッくんもドッペルに捕らえられて絶体絶命のシーン。漫画のレイプ目がすごくよかったのに(レイプ目はいいぞ)アニメでは目のハイライトそのままですごくすごく残念。伊井野ミコを見習え
ついでに戦闘の総括しておくと作画やらなんやらすんごい気合入ってた。これだけ高いクオリティならむしろ放送休止にしてくれてありがとうといった気持ちになる。
若干ネタバレ反転
最後は美琴が登場、ED曲が流れてからクレジット。後の美琴とリーダーの関係を考えたらEDの雰囲気が合ってるなとちょっと思ったり。
エンディング
この制服交換本当にすき。制作陣愛してる。
さいごに
この記事書いてたら肝心の22話が無料公開期間過ぎちゃったしなんなら24話も始まってまたクソデカ感情に襲われてる。
まあそのうちニコ生一挙配信やるでしょう。
また気が向いたら書くかも。では。